池谷幸雄氏 選手への誹謗中傷に怒りの持論「書いてくる人ってのは戦ったことない人」

 体操のソウル、バルセロナ五輪メダリスト・池谷幸雄氏が1日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。五輪代表選手にネットへの誹謗中傷が相次いでいることに「誹謗中傷書いてくる人ってのは戦ったことない人。本気で戦ってたら、絶対にそんなことは書けない」と断言し、批判した。

 番組では、卓球混合ダブルス金メダルの水谷準、サーフィン男子銀メダルの五十嵐カノア、体操男子個人総合金メダルの橋本大輝ら多くの選手がSNSで誹謗中傷を受けていることを報じ、体操個人総合5位の村上茉愛も「投稿した時に嫌なコメントを見てしまって残念で。見たくなくても見てしまう。すごく悲しかった」と話したことを紹介。

 村上は池谷氏の教え子で、クラブを立ち上げた時に入ってきて4歳から指導。5歳から本格的なコースに入れてロンドン五輪に向けて育ててきただけに「ちっちゃい頃からよく知ってるが、すごくメンタル強い。明るくて。でもやっぱり、そういう誹謗中傷が目に入るとショックはショックなんですけど…」と、まな弟子の辛さを思いやった。

 怒りがこみ上げたのか「これって誹謗中傷書いてくる人ってのは、戦ったことない人なんですよね。本気で戦ってたら、やってる選手もそうですけど審判も真剣だし、必死だし。関わってる人みんな必死になってやってるわけですよ。そしたら絶対にそんなことは書けないんですよね」と熱弁。

 「たらればをよく書いてる人がいるじゃないですか。あれを成功してれば勝てたとかなんとか。それができないから試合なんですよ!それができないからオリンピックなんですよ!それを見ててSNSに載せるとか、選手に送るっていうことはちょっと間違ってるんじゃないかと思いますね」と懸命に訴えた。

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