柳家小三治「よし、やってやる」 病気から復帰、衰えぬ意欲

 落語家で人間国宝の柳家小三治(81)が23日、都内で「令和三年 柳家小三治の会」を開催した。

 20枚組CDボックス「昭和・平成 小三治ばなし」の発売記念イベントで、落語「錦の袈裟」を披露した後、CDを監修した制作プロデューサーの京須偕充氏と対談。何度も客席の笑いを誘った。

 終演後、小三治は「このところ『もしかしたら今日の高座でおしまいかな』というのは、いつも思っています」と明かしつつ「こういう考え方をして切り込んでいけば、新しい自分の在り方が出てくるんじゃないかという希望、『よし、やってやる』という気になるものが出てきた。だからとても楽しい」と衰えぬ意欲を口にした。

 小三治は腎機能の治療などで3月に入院し、4月に退院。5月に高座復帰していた。

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