文化放送 マッチの冠番組の今後について「丁寧な話し合いを続けている」

 文化放送の定例社長会見が20日、オンラインで開催された。歌手・近藤真彦(56)の冠番組で放送休止中の「近藤真彦 くるくるマッチ箱!」(火曜、後9・30)について、6月の同会見で局側は10月改編までに今後の結論を出す方針を示していたが、現在も話し合いが継続中であることが明らかにされた。

 斉藤清人社長は「私は先月の会見でラジオを説明の場にして欲しいという発言を致しました」とし「私のその思いは今も変わっておりません」と強調。そのうえで「ちょっと踏み込んだ発言を致しますが、ご家庭内のことはご家庭内で解決していただければ私は構わないと思います。しかし、事務所を退社されました。そして確かちょうど2年前の7月にジャニー喜多川社長が亡くなりました。ジャニー社長への思い、後輩への思い、ファンへの思い、今後の活動について、こうしたことについてはぜひ近藤さんの言葉がほしいという風に私は思っております」と話した。

 最終的な判断については「現場の判断を尊重しようと思っております」と同社長。発言を受けた編成担当の村田武之コミュニケーションデザイン部部長は「交渉が長引いているのではなく、丁寧な話し合いを続けていると思っていただければ」と説明。「近藤さん自身の考えもありますし、文化放送の総合的な編成判断もあります。文化放送にとって、近藤さんにとってベストな選択をすよう丁寧に話し合いをしているところ」と話した。

 近藤は昨年11月に一般女性との不倫を報じられ、活動を自粛。今年4月末にはジャニーズ事務所を退所した。5月16日の「スーパーフォーミュラ」第3戦で、オーナー兼監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」の指揮を執りレース業に復帰。今月9日にイベントにゲスト出演し、芸能活動も再開。今回の会見前日の19日には、11月2日に東京・中野サンプラザホールでコンサートを開くことを発表していた。

 文化放送では近藤の活動休止に伴い、同枠で「松井佐祐里“new normal”の小部屋」を放送している。

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