元NHK大越健介氏が「報道ステーション」新キャスターに就任「心から光栄」

 テレビ朝日は9日、元NHKの大越健介氏が10月から「報道ステーション」のメーンキャスターに就任すると発表した。

 大越氏は月曜から木曜日までを担当。同局を通じ「報道ステーションの責任ある一員として仕事ができることを、心から光栄に思っています。日々のニュースに神経を研ぎ澄まし、取材を深め、平たい言葉で伝えることを心がけていきます。どうぞ宜しくお願いします」とのコメントを発表した。

 大越氏はNHKで政治部記者、ワシントン支局長などを歴任し、10年から5年間、「ニュースウォッチ9」のキャスターを務めた。その後は報道局記者主幹として取材活動を行い、6月末に退局した。

 テレ朝側は大越氏起用理由について「大越さんが長年培ってきた第一線のジャーナリストとしての豊富な経験を生かし、より深い視点・洞察を持った報道番組として、コロナ禍で激動する世界を紐解くとともに、ポストコロナの社会も見据えた番組作りを行っていきます」と説明している。

 現在の出演者など詳細は「追って発表いたします」としている。

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