「青天を衝け」で徳川慶喜の弟・昭武役の板垣李光人 ゆかりの地・戸定邸訪問

 徳川昭武の陣羽織を着用した板垣李光人=千葉・松戸市の戸定邸
 徳川昭武の陣羽織を鑑賞する板垣李光人
 徳川昭武が後半生を過ごした戸定邸の庭を散策する板垣李光人(左)
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 日本資本主義の父・渋沢栄一(吉沢亮)の生涯を描くNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、後8・00)で、徳川昭武を演じている俳優の板垣李光人(19)がこのほど、昭武ゆかりの地である千葉・松戸市を訪問。昭武が半生を過ごした戸定邸(とじょうてい)で会見した。

 昭武は江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜(草なぎ剛)の弟で、将軍代理としてパリ万国博覧会に派遣され「プリンス・トクガワ」と呼ばれたことでも知られる。松戸は昭武が隠居の地として選んだ場所で、戸定邸は私邸として1884年に建築された。

 板垣が同所に訪問したのは、役作りのために大河の撮入前に訪れてから今回で2回目。久々に“わが家”に帰宅してみて「昭武として過ごした期間があるからか、前に来た時よりも懐かしい気持ち」と辺りを見回した。

 昭武がヨーロッパ渡航時に着用した陣羽織(複製)も着用。隣接する戸定歴史館に展示されており、これを着用したのは板垣が初めてといい「陣羽織は長い年月をかけて研究され、作られたもの。陣羽織自体は軽いですが、歴史の重みを感じました」と語った。

 昭武は4日の放送回から本格登場。リアルタイムで放送を見守ったという板垣は「いつも見ているオープニングに自分の名前が載っていて『おっ!』と思った」と喜び、15年放送の「花燃ゆ」以来2度目の大河出演に「10代のうちにたくさんの役者さんに囲まれ、芝居させていただけてぜいたくな時間。間違いなく自信につながった」と感謝していた。

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