八代弁護士 接種券送付バラつきに疑問 印刷前に番号を「知らせる手段あれば」
国際弁護士の八代英輝氏が17日、TBS系「ひるおび!」で、新型コロナのワクチン接種券について、職域接種では接種券は後日提出でいいことを挙げ、接種券番号だけを先に通知すればいいのでは?という考えを示した。
番組ではワクチン接種券について、全国でも一部では64歳以下の人にも接種券が送付されていることを取り上げた。
八代弁護士は「都市部と地方でマンパワーなどの差で時間差が出てしまうのはある意味やむを得ない」としながらも「解せないのは23区でも出来ている区と出来ない区があって…」とコメント。
「もともと、区でそれぞれどういった順番で接種するなどの戦略があったと思う。それがくるい始めて時間差が生じていると思うが、それにしても時間差がつきすぎなんじゃないかと」との印象も吐露。
そして「(接種券を)印刷した時に初めて固有番号が決まる訳じゃないから、接種券がなくても番号を住民のみなさんにお知らせする手段があればいいんじゃないか」とも語り「職域接種で(接種券なしでの接種を)認めていて、大規模接種会場等は必要ですと貫く合理性がどこにあるんでしょう」と疑問を呈した。
職域接種は、身分がはっきりしていることも接種券なしの理由となっているが、八代弁護士は「本人確認照合ができれば同じ理屈」とも指摘していた。