フリージャーナリストの江川紹子氏が１６日、ツイッターを更新した。

　東京五輪・パラリンピック組織委員会が１５日に公表したプレーブックでルール違反発覚時の罰金などの制裁措置を科すことを明記したことに対して言及。「『罰金あります』と言っても、どういう場合に、どれだけの金額なのかが明らかでない。これではルールに値せず、単なる掛け声では？」とつづった。

　江川氏は、プレーブックに記載された金銭制裁にＩＯＣのデュビ五輪統括部長が「金銭的な制裁などは、具体的な数字を考えているわけではない」などと語ったという報道を引用。曖昧さに「ルール」とは呼べないと指摘した。

　デュビ氏は、メダル獲得後に羽目を外すなどしてルール違反した場合にメダル剥奪となるかという質問に対しても「どうなるか具体的に示すことは避けたい。重要なのはルール違反をするために来るわけではないことを理解してほしい」と答えている。