「美笑女グランプリ」は大阪の19歳大学生 「A-Studio」出たい

「美笑女グランプリ2021」でグランプリに輝いた山中菜々子さん=大阪市内
「美笑女グランプリ2021」でグランプリに輝いた山中菜々子さん(左から2人目。左端は準グランプリの西あげはさん、右から2人目と右端はそれぞれ審査員特別賞の堀口叶夢さん、堀口愛叶さん=大阪市内
「美笑女グランプリ2021」の審査員を務めたRay副編集長の有働敬太氏、MCのNON STYLE・井上裕介、審査員長の小籔千豊、NMB48・渋谷凪咲、グランプリに輝いた山中菜々子さん、審査員のすみれ、りゅうちぇる、MCの吉田朱里、映画監督・山田佳奈氏、読売テレビ・小島祥子=大阪市内
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 笑顔で人を幸せにする女性を選ぶ「美笑女グランプリ2021」決勝大会が12日、大阪・YES THEATERで開催され、チアダンスのインストラクターを務める大阪出身の大学2年生・山中菜々子さん(19)がグランプリに輝いた。自慢の笑顔や柔軟性をアピールし、総エントリー1162人から勝ち抜いた9人による争いを制した山中さんは、吉本興業グループへの所属となり、幅広いジャンルでの活動が可能となる。

 受賞の瞬間も自分とは思えなかった。「(名前が呼ばれても)ちゃうなと思って立ってた。自分の名前を忘れた」と驚きを隠せなかった山中さんだが、徐々に喜びがこみあげ「うれしいです。死にそう」と思いを発した。

 コロナ禍以前には月に3、4回は劇場に足を運んでいたお笑い好きの山中さんは、「大好きな芸人さんと一緒にお仕事をしたい」と目標を掲げた。好きな女優を石原さとみ、芸人は令和喜多みな実、爛々、祇園、見取り図、アインシュタインと明かし、出演したいテレビ番組にはTBS系「A-Studio」を挙げた。

 この日を境に先輩となる審査委員長の小籔千豊(47)からは「ゴールちゃうからな。こんなしょうもない賞。喜ぶの100年早いわ。スタートラインに向かってクツを履きだしたくらい」と愛ゆえの厳しい言葉が送られた。しっかり受け止めた19歳は「クツを履きかけの感じやと思うので全力で走っていきたい」と決意を明かした。周囲を魅了する“笑顔クイーン”が、芸能界の荒波に立ち向かっていく。

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