古市憲寿氏「反対の声も始まったらコロッと気持ち変える」首相同様57年前引き合いに

 フジテレビ「めざまし8」で10日、菅義偉首相と野党党首が9日に行った党首討論について放送した。

 菅首相は立憲民主党の枝野幸男氏と対峙(たいじ)した際には、自身が高校生だったという1964年の東京五輪の思い出を約7分にわたって語った。野党各党首が五輪開催で新型コロナウイルスの感染拡大を招くリスクを指摘しても、はぐらかすような答弁に終始した。

 しかし、同番組にコメンテーターとして出演する社会学者の古市憲寿氏は菅首相と同じく57年前を引き合いに出して首相に同調。「1964年のオリンピックも、今でこそいい思い出となっていますけど、開催前はすごい反対も多かったんですよね」と指摘した。

 具体的には「当時、東京は下水道も整備されていない状況で外国人なんて呼べるのかとか、他にもっとお金をかけるところがあるんじゃないのかといって、オリンピックに否定的な都民って少なくはなかったんですけど、いざ始まってみると、みんながオリンピックに感動したってなった」と話した。

 その上で「だから、今回も反対の声がありますけど、始まってみたら『すごいなんかよかったね』ってコロッと気持ちを変える人も多いんじゃないかなと思っちゃいますね」と推測した。

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