東村アキコ氏、原稿はすべて無料ソフト 日テレ森アナしみじみ「道具じゃねえんだ」

 「東京タラレバ娘」「美食探偵」などの代表作がある漫画家の東村アキコ氏が9日、日本テレビ系「スッキリ」のインタビューに応じ、普段の作画が無料のイラスト・漫画ソフトで描いていることを明かし、ネットを驚かせた。

 東村氏は仕事場を披露。実際に漫画を描いている姿も披露した。

 東村氏は5年前からデジタル方式にチェンジ。iPadで執筆をしており「デジタルの方がもう、なんか楽。申し訳ないけど」と紙よりデジタル派を明言。「紙は手がベタベタ、墨汁やホワイトで。乾く時間を待たないといかんでしょ?」と紙のデメリットを挙げ、デジタルなら「失敗しても戻れる」とし「慣れちゃったらデジタル、楽です」とも語った。

 その際に、東村氏が使用しているソフトが「私、今、全ての漫画をMediBangっていうフリーのアプリで(描いている)」「お絵かき始めたばっかりの人が使うアプリで全部の原稿をあげてる」と言いだし、インタビュアーの日テレ・森圭介アナもビックリ。

 東村氏は「他の漫画家さんからは『東村、おかしいよお前。プロのソフト使えよ』とか言われるが、別に一緒でしょ」と他の漫画家からの助言にも心は揺らがず。

 これに森アナは「道具じゃねえんだ…」としみじみ。ネットも「東村先生てメディバンで漫画描いてんの?」「メディバンで漫画描いてるのね、ビックリ」「全部メディバンすご」「原稿全部無料のメディバンで描いてるとか言っててグサグサ刺さった。ツールがとか言い訳にならない」「メディバンで描いてると聞いてひっくり返った」など驚きの声が上がっていた。

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