菅首相 頻繁にSNS投稿も「五輪」完全スルー状態 説明求める声

 菅義偉首相が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言に関する説明や、協力要請、対策、ワクチン接種の状況などを、頻繁にツイッター投稿で伝えている。5月28日付では「私たちの力を結集すれば、必ず、ウイルスに打ち勝つことができます。私自身がその先頭に立ち、この戦いに立ち向かい続けます」との決意を記している。

 しかし、少なくとも4月後半からの直近50件の投稿は、国民から批判や反発が起こっている東京五輪・パラリンピックに関する説明や、記述は見当たらない。

 国会質疑や、会見で、必ず五輪に関する質問が出ている状況だが、SNSでは触れていない。逆に菅首相の投稿には、五輪中止を求める意見や、納得のいく説明を求めるコメントも集まっている。

 菅首相は最近も、「大きなリバウンドを起こさないためにも、もう一段の対策を徹底する必要があります」(5月28日)、「先ほど、ワクチンサミットを開催しました。共同の議長として、ワクチンへの公平なアクセスの実現に向けた国際社会への団結を訴えた結果、目標としていた83億ドルを超える額を、確保することができました」(6月2日)、「経済三団体の皆様にお集まり頂き、新型コロナワクチンの職域接種に関する意見交換を行いました」(6月3日)と、さまざまな状況を、ツイッターで伝えている。

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