ジャーナリストが解説 木下優樹菜さん賠償請求は「芸能活動へのスポンサー側の怒り」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が31日、元タレントの木下優樹菜さん(33)が2019年に実姉が勤めていたタピオカ店に恐喝まがいのメールを送るなどした問題でブランドイメージが毀損されたとして、広告キャラクターに起用していた化粧品会社から木下さんと元所属事務所、広告会社に約3億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こされたことを伝えた。

 今回、東京地裁に訴訟を起こしたのは「ロハス製薬」と関連会社の「アイア」。所属事務所や広告会社とともにタレント本人が損害賠償を求められるという珍しいケースの理由として、ジャーナリスト・中村竜太郎氏は「やはりタピオカ騒動以降の木下さんの言動」と指摘した。

 中村氏は「普通は話し合いで解決する。タレントの方がスキャンダルを起こすと、広告代理店と所属事務所との話し合いによって、どっかで補てんをしたりとかするんですが、こういうケースは異例中の異例で、特にタレントさん本人をメーカー側が訴えるっていうケースは前代未聞」と強調。

 その上で今回、自身が取材を進めて改めて知ったこととして「やはりタピオカ騒動以降の木下さんの言動、いったん引退宣言をしました。ところが復活をして、実質的には芸能活動をしているということについて、スポンサー側もやはり相当腹に据えかねてるというか、怒ってると聞いています」と説明した。

 木下さんは19年10月に騒動が発覚し、同11月から芸能活動を自粛。20年7月に活動再開を発表したが、わずか5日後に芸能界引退を発表した。その後、同9月にはインスタグラムを新たに開設し、今年3月からはアパレルブランド「GALFY」でモデル活動をしている。

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