適応障害と診断され、療養のため２６日に活動休止を発表した女優・深田恭子（３８）が主演予定だったフジテレビ系連続ドラマ「推しの王子様」（７月スタート。木曜、後１０・００）の代役を、女優・比嘉愛未（３４）が務めることが２８日、分かった。同局が発表した。当初は、今月下旬にクランクインの予定だった。代役が決定し、６月上旬にも撮影がスタートする。

　フジの連ドラ初主演となる比嘉は「このたび大きなお役目を頂戴致しましたが、今まで頂いてきた役、どれも全て全身全霊で演じてきました。それは今回も変わらず、気持ちは同じです」とコメント。「皆さんの日常を明るく照らす作品になるよう最後まで全力で努めてまいります！」と抱負を述べると共に「深田さんの一日も早いご回復を願っております」と深田を気遣った。

　編成企画のフジテレビ・狩野雄太氏とプロデュースの共同テレビ・貸川聡子氏は「今回、このようなタイミングで快くお引き受けくださった比嘉愛未さんには深い感謝の念しかございません。本当にありがとうございます」と比嘉に感謝。深田については「体調の回復を心よりお祈り申し上げます。まずはしっかりと治療にあたっていただき、またいつかご一緒できたらと思っております」とコメントした。

　ドラマはベンチャー企業社長・日高泉美（比嘉）が、ある日、空から舞い降りてきた１３歳下の五十嵐航（渡邊圭祐）を理想の男性に育てるため、言葉遣いからマナーに知識まで教え込むべく奮闘する“逆マイ・フェア・レディ”なロマンティックコメディー。比嘉の相手役を務める渡邊圭祐（２７）は、「仮面ライダージオウ」（１８年～１９年）の仮面ライダーウォズ役で役者デビュー。１８２センチの高身長と甘いマスクでも人気上昇中。