女優の辻イト子さん すい臓がんで死去 ユニクロ過激CMで話題 

辻イト子さん(C)吉本興業
辻イト子さん(2006年撮影)
辻イト子さん(2009年撮影)
3枚

 ユニクロのCM「オバハン下着編」で人気を集めた女優の辻イト子さんが、24日にすい臓がんのため大阪府内の病院で死去したことが26日、分かった。73歳だった。所属事務所が発表した。葬儀は家族葬で執り行われたという。

 関係者によれば、昨年10月にがんが見つかり、闘病生活を送っていたという。

 1947年、大阪府岸和田市生まれ。百貨店勤務をへて、1971年に結婚。その後はみかん農業に励み、87年には不動産会社を設立、運営した。

 1994年、46歳で「人と違ったことをやってみよう」とタレント養成事務所に所属。人気となったユニクロのCMは、ユニクロの店頭で着ていた服を脱ぎだし、下着姿で「オバハンくさいから替えて」と返品を要求する過激な作品。「ユニクロは理由を問わず返品交換します」という対応を表現するもので、その後、世界的企業となる同社の知名度を上げるとともに、辻さん自身もブレークした。

 その後も30本以上のCMに出演する一方で、元銀行員の夫と夫婦漫才「辻イト子・辻まがる」を結成。活躍した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス