元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が２４日、フジテレビ系「めざまし８」にリモート出演。ロッテを契約解除となった清田育宏外野手について「球団はやりすぎだと法律的には思います」と語った。

　清田は昨年９月末、遠征先の札幌で、コロナ禍で禁止されていた部外者と会食。球団に虚偽の説明をした上に、不倫密会を週刊誌に報じられ、今年１月１５日付で無期限謹慎処分を下されていた。今月１日に処分を解除されたが、実戦復帰直後に再び女性と不倫デートしていたことが２１日の週刊誌で報じられ、「度重なる不適切な行動およびチームに対する背信行為」で２３日に契約を解除された。

　橋本氏は「球団の内部のルールですから、外部がとやかく言う問題ではないし、これは球団の判断ということになるんでしょうけど」と前置きした上で「一定限度を超えることに関しては、日本全体の法律に照らし合わせないといけないと思うんですが、僕はちょっとこれはやりすぎじゃないかと思いますね。不要不急の外出に違反したこと、確かに今の状況では非難されることなんだけども」などと伝えた。

　弁護士としての視点で、「不倫の問題は家族の問題であって世間に対して制約を科される問題ではないので、僕は球団はやりすぎだと法律的には思います。家族に対してはしっかり謝らないといけない」と語った。