NHK総局長 朝ドラ視聴率20%割れ「色んな視聴の在り方」 「おちょやん」高評価

 NHKの総局長会見が19日、東京・渋谷の同局で行われた。

 正籬聡総局長は、15日で放送を終了した連続テレビ小説「おちょやん」と17日にスタートした「おかえりモネ」について言及。「おちょやん」の期間平均視聴率が17・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、「おかえりモネ」の初回視聴率19・2%(同)で、20%に届かなかったことについて問われると「最近はリアルタイムでご覧になる方だけでなく、タイムシフトでご覧になられる方、『NHKプラス』など見逃し配信で見て頂く方も増えている。そうした意味でいろんな視聴の在り方があると思うので、数字そのものだけでなく、タイムシフトで見られてる方や、そうした方々の反響も聞きながら、より良いドラマにしていきたい」と話した。

 また、「おちょやん」に関して、「視聴者の方々からコロナ禍で不安な日本の朝に笑いと涙、元気をもらいましたという声を頂いた。私も楽しませてもらった」と高く評価。「おかえりモネ」については「気象予報士を目指すヒロインと、宮城県の海や山、自然豊かな景色が印象的」と話し、「東日本大震災から10年という年に、宮城を舞台にしたドラマということで、視聴者の皆さんに温かな気持ちを届けるドラマになれば」と期待を込めた。

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