菅首相 五輪来日の関係者、制限違反なら「強制退去命令」検討

 緊急事態宣言の対象に北海道、岡山、広島の3道県を追加することを決め、記者会見する菅首相=14日夜、首相官邸
 菅義偉氏
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 菅義偉首相が14日夜、首相官邸で記者会見し、東京オリンピック・パラリンピックについて、来日するマスコミや関係者が新型コロナウイルス感染防止を目的とした行動制限に違反した場合、「強制的に退去を命じる」措置を検討していると述べた。

 国民の間に、開催への不安の声が日増しに募る中、マスコミ、大会関係者を含めて数万人が来日する状況で、「どうやって(それらの人々の)行動をチェックするのか」と質問が出た。

 菅首相は「入国者を精査して、(当初のマスコミだけで3万人という予想から)はるかに少なくなる、行動も制限する…。反することについては、強制的に退去を命じる…そうしたことを含めて、今検討している。ホテルも特定のホテルを指定して、動線を分けて、国民と接触することのないよう、今、しっかり対応している途中、と報告がある」と説明した。

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