コント日本一を決める「キングオブコント２０２１」の会見が１３日、都内で行われ、コンビでＭ－１グランプリ、ピンでＲ－１グランプリを優勝し、史上初の３冠を狙うマヂカルラブリーの野田クリスタル（３４）が、同じく３冠に王手をかけている霜降り明星の粗品（２８）に“宣戦布告”した。

　１４日のエントリー開始を前に、すでに参加を決めている４組が登壇。昨年のＲ－１とＭ－１を制した野田が、まだ参加表明していない霜降りを引きずりだそうと挑発した。霜降りは１８年のＭ－１、粗品は１９年のＲ－１覇者で、３冠の権利を野田と粗品だけが保持している。

　霜降りが劇場でコントを卸し始めているという情報を得ており、野田は「（ライバルは）同じ２冠を獲っている霜降り明星。キングオブコントに出るか聞いたら粗品がはぐらかすんですよ。出るって言え～！」と“直接対決”を熱望した。

　４日放送の霜降りの冠番組「霜降りバラエティー」にマヂカルが出演し、前哨戦とも呼べるコントを披露したばかり。過去にファイナリストとなっているマヂカルがシード権で準々決勝からの挑戦である一方、準々決勝が最高の霜降りは１回戦からとなる。

　１４年目となる今年は、即席ユニットでの参加が解禁され、ピン芸人同士がコンビを組んで昨年のＭ－１準優勝とブレークした「おいでやすこが」が参戦を表明。空気階段、ザ・マミィも登壇した。決勝は今秋に行われ、ＴＢＳ系で放送される。