歌舞伎俳優・中村勘九郎（３９）が１１日、１２日に初日を迎えるコクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」（東京・Ｂｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーンで３０日まで）のオンライン取材会を中村七之助（３７）、尾上松也（３６）らと行った。

　浪花の市井の人々を描く人気演目で、コクーン歌舞伎では１３年ぶり４度目の上演。緊急事態宣言を受けて当初開幕予定の６日から休演していた。

　勘九郎は「大変な状況の中、幕を開けることができてとてもうれしい。お客さまの心の栄養になるように超楽しいお祭りをお見せします」と意気込み。次男の中村長三郎（７）も出演することに「毎日色んなことを吸収して、楽しんで自由に舞台空間に存在している。親としてもうれしい」と笑みを浮かべた。