野口聡一さん帰還 米国沖に着水 国際宇宙ステーションに約半年滞在

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士(56)は1日(日本時間2日)、約半年滞在した国際宇宙ステーションを米宇宙船クルードラゴン1号機で出発し、2日午前3時ごろ(同午後4時ごろ)米南部フロリダ州沖のメキシコ湾に着水、地球に帰還した。JAXAによると、野口さんら4人は全員無事で、約1時間後に宇宙船から下船した。

 野口さんのステーション滞在は通算335日余りとなり、日本人最長を更新した。ステーション以外も含めた宇宙滞在の最長は若田光一飛行士。

 四つのパラシュートを広げた宇宙船がゆっくりと暗闇の空を降りて静かに海上に着水すると、中継放送を見守っていたJAXA関係者から拍手や歓声が上がった。

 下船直後に健康状態の確認を受けた。今後は宇宙に長期滞在した影響を考慮して、身体のリハビリを受ける予定だ。

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