ふかわりょう事務所、判決受け経緯を説明 最初は16年10月の刑事告訴

 ワタナベエンターテインメントは28日、所属するふかわりょうの判決について公式HPでコメントを発表した。ふかわについては、タレントの岡本夏生が16年4月のイベントで、ふかわから押し倒され3回キスをされたとして、ふかわへ1円の損害賠償を求め、27日に東京地裁がふかわに同額の賠償を命じる判決を言い渡していた。

 事務所はこれまでの経緯として「岡本夏生氏と弊社所属のふかわりょうは、平成28年4月に行われたイベントにおけるやり取りや、両者の認識の相違を巡って、平成28年10月に双方より刑事告訴し、いずれの告訴事件とも不起訴処分となりました」と事の発端を説明。

 その後「更に岡本氏より検察審査会に対して不服申し立てが行われ、平成31年4月10日、不起訴処分相当とする議決がなされました」と岡本サイドからの不服申し立てがあったとした。

 そしてほぼ同じ時期となる「平成31年4月に岡本氏よりふかわりょうに対して民事訴訟が提起され、令和3年4月27日に、岡本氏のふかわりょうに対する1円の損害賠償請求が認められ、岡本氏のふかわりょうに対する謝罪文の掲載請求等は棄却する旨の判決が言い渡されました」とこれまでの経緯を説明している。

 【事務所全文】

 岡本夏生氏と弊社所属のふかわりょうは、平成28年4月に行われたイベントにおけるやり取りや、両者の認識の相違を巡って、平成28年10月に双方より刑事告訴し、いずれの告訴事件とも不起訴処分となりました。

 更に岡本氏より検察審査会に対して不服申し立てが行われ、平成31年4月10日、不起訴処分相当とする議決がなされました。

 その後、平成31年4月に岡本氏よりふかわりょうに対して民事訴訟が提起され、令和3年4月27日に、岡本氏のふかわりょうに対する1円の損害賠償請求が認められ、岡本氏のふかわりょうに対する謝罪文の掲載請求等は棄却する旨の判決が言い渡されました。

 上記のイベント内で、舞台上で双方が激しく意見を言い合うというやり取りの末、ふかわりょうが岡本氏に対してキスを行ったことは事実です。

 ふかわ本人としても場を和ませたい一心で、共演者を傷つけてしまったことについて反省しております。今回の判決内容についても真摯に受け止め、対応する所存です。

 皆様に楽しんで頂けるエンターテインメントをお届けすべく、ふかわりょう共々邁進いたします。

 ファンの皆様、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしたことにつき、深くお詫び申し上げます。

今後ともふかわりょうへの変わらぬ応援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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