苦言の小池知事に苦言「通りすがりでなく毎日会見を」…ミヤネ屋解説委員、政府にも求める
読売テレビの解説委員長・高岡達之氏が26日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。東京都の小池都知事や政府に、緊急事態宣言中は毎日、会見をすべきではないかと苦言を呈した。
小池知事は26日午前、登庁時に記者の質問に答え、都内から宣言対象外の周辺県の商業施設に人が流れている状況について「都県境は越えないでほしいと伝えている。しっかり守ってほしい」などと苦言を呈した。
高岡氏はこの映像を見ながら、「小池都知事が登庁される時、大変険しい表情と、『県境を越えるな、ということは言ったはずです』という大変厳しいお声に接しました。私、知事の努力には敬意を表しますし、苛立ちも分かりますが、ならば、毎日、通りすがりでお言葉を話されるんではなく、きちんと立ち止まった記者会見を、小池さんに限りません、どうして政府はやらないんでしょう」と小池知事だけでなく、政府に対する不満を述べた。
特に緊急事態宣言中であることから「今日東京都は何をやったか、大阪府は、政府は。前の週から(感染者が)減ったのか。減ったことをどう評価するかを毎日言っていただきたい。それだけでも納得感、変わりませんか」と毎日の囲み会見での情報公開・報告を求めた。
MCの宮根誠司も「病床が増えました、とか、どういう場面でどういう方々が感染されたのか、ハイリスクな場面や場所とか教えていただきたい」と話した。
大阪の吉村洋文知事は週1回の定例会見のほか、毎日、基本的に記者の質問が途切れるまで囲み会見に応じており、状況によっては、退庁時にも囲み会見に応じている。
