小籔千豊座長も悼む「新喜劇で流行語大賞とったのはチャーリーさんだけ」

 吉本新喜劇のチャーリー浜さん(本名・西岡正雄)が呼吸不全、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、18日に大阪市内の病院で死去した。78歳だった。

 訃報を受け、新喜劇座長の小籔千豊がお悔やみのコメントを寄せた。

 小籔は「先人の頑張りがあったから僕は吉本新喜劇でおらせていただいています。流行語大賞をとった新喜劇の人間はチャーリー浜さんだけです。全国の方々に吉本新喜劇を知っていただくきっかけを作った最大の功労者のひとりであり、偉大な先輩です。教えていただいたり、怒られたり、褒めていただいたり、励ましの言葉をかけていただいたり、無茶なお願いも快諾していただいたりと、僕は大変お世話になりました」と感謝した。

 「舞台でなくともずっと芸人でいらっしゃいました。時に見せる素の部分は人間らしい方でした。皆さんが思う変なチャーリー浜は演じられている部分が多分にあったと思います」と明かし、「もちろん、いつかこういう時が来ると覚悟していました。いつまでもいていただけるとは思っていませんでしたが非常に残念です」と思いを明かして故人を悼んだ。

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