宝塚星組で8年ぶりロミジュリ 礼真琴「新たな息吹を」
宝塚星組トップスター・礼真琴(れい・まこと)が16日、都内でミュージカル「ロミオとジュリエット」(東京・16~5月23日、日比谷の東京宝塚劇場)の通し稽古を行った。星組では2013年以来3度目の公演。13年の新人公演でロミオ役を演じ、鮮烈な印象を残した礼が、星組トップスターとして再びロミオ役に挑む。
ウィリアム・シェイクスピアの不朽の名作をジェラール・プレスギュルヴィック氏が新たにミュージカル化した本作は、10年に星組で日本初上演。その後、雪組、月組などでも上演された。ロミオのモンタギュー家と対立する、キャピュレット家の令嬢・ジュリエットは舞空瞳(まいそら・ひとみ)が演じる。
礼は「星組として3度目、そして8年ぶりの再演となる『ロミオとジュリエット』に新たな息吹をもたらすことができるよう、また、このような状況の中、お越しいただいたお客さまに、“平和”と“愛”、そして“勇気”をお届けできるよう、出演者一同、情熱を注いでまいります」と意気込んだ。