吉村知事 小池知事の「大阪株」発言に「なんで“大阪株”って…」

 大阪府の吉村洋文知事が6日、ABCテレビ「キャスト」(月~金曜、後3・45~7・00)に生出演。この日、新たに判明した新型コロナウイルスの感染者が「719人」と発表した。今月3日の666人を上回り、1日あたりの新規感染者としては過去最多。先週の火曜日(3月30日)は432人だった。

 大阪、兵庫では、変異株の割合が増加しており、感染急拡大に影響していることは「間違いない」と述べた。

 東京都の小池百合子都知事は今月2日の会見で、東京と大阪で広がっている変異株の種類が違うという話をした際、「特に“大阪株”の方が(感染力が)強いということもいわれております」と発言していた。

 番組側から、小池都知事の「“大阪株”は感染力が強い」発言をどう思うか?と質問された吉村知事は「なんで“大阪株”って…、“大阪”という名前を使われたのか分からない」と返答。

 「意図的ではないと思うんですが」と小池氏をフォローした上で、「大阪で何か新しい変異株が発生しているわけではありません。大阪で出てるのは、『N501Y』型という、いわゆる英国型、イギリス型と言われてるもので、これは全国でもすでに見つかってます。ただ、大阪・兵庫の変異株はこのN501Y型が非常に多いです。感染力が高いのはN501Y型です」と小池氏発言を“修正”しながら説明した。

 東京で多く見つかっている変異株は、『E484K』型で、ワクチンが効きにくいとされている。

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