山田美保子氏 株式会社TOKIOに期待

 【山田美保子のミホコは見ていた!】

 1日、「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」(文化放送)出演のためスタンバイしていたところ、同局の吉田涙子記者が「共同(通信)さんから、こんな配信が届いています」と原稿を持ってきてくれた。「福島県庁にTOKIO課」。企画調整課内に「株式会社TOKIO」と連携するTOKIO課が設置され、今後、課の職員と同社が具体的なプロジェクトを進めていくという。

 同日は経済紙に城島茂、国分太一、松岡昌宏の笑顔の写真と木製名刺がレイアウトされた株式会社TOKIOの全面広告が出された。さらに城島茂の名前が刻まれた木製名刺はテレビ各局に配られ、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、早速、「エンタメ検定」のクイズになっていた。

 「汗をかいて。手を働かせて。思いを重ねて。」が「株式会社TOKIO」のスローガン。「手作りの心」「あたたかい手仕事」「自然を尊ぶ心」なるコピーから浮かぶのは、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ)の“DASH村”企画における浪江町の里山の開墾である。そして、東京電力福島第一原発事故後、「ふくしまプライド」なるコピーと共に福島の農林水産物をPRするCMに出続けてきたTOKIO。郡山市出身のクリエイター、箭内道彦氏と共に、彼らがノーギャラで取り組んでいたことは地元では有名な話である。

 「グループから、チームへ。」とカタチを変えて、復興プロジェクトの調整役を果たし、福島の魅力を発信していく城島、国分、松岡。肩書は社長や副社長だが、デスクでふんぞり返っているハズはなく、彼らはこれまで以上に汗をかきながら動き続けると思われる。

 とにかくハートのある人たちなのだ。TOKIOのライブでエンディングが近づくとメンバーが歌いだす「城島ソング」は、彼らの出演CMのコピーや歌をメドレーにしてスポンサーに感謝を伝えるものだ。それが広告主にストレートに届いているからこそ、3人での初CMは25年目となる「フマキラー」。国分が企画段階から参加したというCMは、会社と会社の繋がりが伝わってくる。

 「バンドから会社へ。」。名実共に“会社”となった「株式会社TOKIO」に大いに期待したい。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス