藤井二冠が初最優秀棋士 記録部門勝率1位賞&最多勝利賞も

 第48回将棋大賞選考委員会が1日、東京都内で開かれ、2020年度の最優秀棋士賞は最年少で二冠に輝いた藤井聡太王位・棋聖(18)が初めて受賞し、記録部門の勝率1位賞(8割4分6厘)と最多勝利賞(44勝8敗)も獲得した。優秀棋士賞には、三冠の渡辺明名人・棋王・王将(36)が選ばれた。

 藤井二冠は昨年の棋聖戦で渡辺三冠を破り、最も若い17歳11カ月でタイトルを奪取。続く王位戦にも勝ち、二冠となった。その後もテレビ棋戦の銀河戦優勝、全棋士参加の朝日杯オープン戦優勝などが評価された。

 記録部門で藤井二冠は初の4年連続勝率8割以上となり、勝ち数では永瀬拓矢王座(28)と1位で並んだ。連勝は20年度最多の17をマークも継続中のため21年度の記録となる。

 将棋大賞は1974年から始まり、選考委は棋戦主催各社などで構成。選考対象年度に最も活躍したプロ棋士に、最優秀棋士賞が贈られる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス