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宝塚音楽学校にもコロナの影響 受験者150人以上減で今世紀最少倍率

 タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で30日、新型コロナウイルス感染防止のため、昨年同様ネットのみで第109期生の合格発表が行われ、40人が夢への切符を手にした。

 コロナ禍の影響は、受験志望者にも大きく影響した。昨年に引き続きも海外からの挑戦者はゼロで、さらに地元を離れ、東京や宝塚での受験を反対された受験生も多かった。今年は697人が受験し、17・4倍と今世紀最少倍率となった。20倍を切ったのも、2007年95期の19・18倍以来。過去最高の競争倍率は、94年(82期)の48・2倍で、首席合格し卒業までその座を守ったのが、元花組トップ蘭寿とむだった。

 だが入団後の活躍と倍率はまた別物。倍率が低かった95期からは花組の柚香光、星組の礼真琴の2人のトップスター、退団した月組の愛希れいか、星組の妃海風、宙組の実咲凜音と3人の元トップ娘役を輩出している。さらに月組の月城かなと、テレビ出演時にトレンド入りした雪組の朝美絢、専科への組替えが発表された輝月ゆうまなど華のあるスターや実力者が揃っている。

 今年の合格者で娘役志望の川島笙さん(16)は2回目の挑戦。コロナ禍で稽古も制限されたため「家で筋肉トレをしていました。たくさんのお客さまを、たくさん笑顔にできる舞台人になりたい」と笑顔を見せた。男役志望の安田百仁華さん(16)も2回目の受験で合格。「コロナでお稽古もマスクを着けながらやっていました。びっくりしたけど、うれしかった」とうれしさを隠しきれなかった。合格した109期は2年後の初舞台をめざし、舞台に必要な芸事を学ぶ。

 2000年以降の倍率、受験者数、合格者数は以下の通り。

 00年/88期 20・1倍、1066人(50人)

 01年/89期 19・5倍、973人(50人)

 02年/90期 19・76倍、988人(50人)

 03年/91期 20・4倍、1020人(50人)

 04年/92期 21・32倍、1066人(50人)

 05年/93期 19・68倍、984人(50人)

 06年/94期 20・48倍、963人(47人)

 07年/95期 19・18倍、863人(45人)

 08年/96期 21・38倍、854人(40人)

 09年/97期 27・75倍、1106人(40人)

 10年/98期 25・7倍 1028人(40人)

 11年/99期 23・5倍、940人(40人)

 12年/100期 23・1倍、924人(40人)

 13年/101期 22・0倍、881人(40人)

 14年/102期 26・7倍、1065人(40人)

 15年/103期 26・6倍、1063人(40人)

 16年/104期 26・9倍、1079人(40人)

 17年/105期 26・1倍、1042人(40人)

 18年/106期 24・1倍、965人(40人)

 19年/107期 22・9倍、915人(40人)

 20年/108期 21・3倍、852人(40人)

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