ヘンリー王子 一般企業“就職”デーブ・スペクターは「広告塔」

 2020年3月に英王室を離脱したヘンリー王子が一般企業に務めたことが30日までに明らかになった。

 その企業とは米サンフランシスコに本社を置くベンチャー企業、ベターアップ社。今月23日に「チーフ・インパクト・オフィサー(最高インパクト責任者)」という肩書きの役員に就任したことが発表されている。メンタルヘルスのコーチングのサービスを提供しており、NASAやグーグルも顧客としており、ヘンリー王子も同社でカウンセリングを受けていた関係という。

 タレントのデーブ・スペクターは30日、「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。「お世話になっているわりには、なんで報酬もらうのかな」と疑問視。「もともと、このポジションはなくてもいい仕事。広告塔的な仕事なのかな」と“お飾り役員”であるとした。

 さらに「(同社は)サンフランシスコにあるので、(ヘンリー王子は)ほとんど行かない。たまに行くだけ。彼には部下もつかずにオフィスもない。住んでいる豪邸の中でちょっとしたオフィスをつくるだけ」とした。

 同社のHPには、ヘンリー王子のコメントも掲載。自身が同社に参加することで「人々に内なる強さや回復力、信頼感を向上させることを期待している」としている。

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