橋下徹氏、コロナリーダー設置「大阪ならえらいことに」協力金条件に「都の勘違い」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が22日、TBS系「グッとラック!」で、東京都が協力金を支給するために、新たにコロナ対策リーダーを登録することを求めていることに「都が完全に勘違いしている」と指摘した。

 番組では東京都が新型コロナのリバウンド防止策として、飲食店に協力金を支給する条件に、新型コロナ対策リーダーを登録することを求めていることを取り上げた。

 これに橋下氏は、小池百合子都知事について「世間の風を読むのは天才的な能力があると思っている」と評価した上で「せっかくそれだけの民意にのっかる能力があるのなら、適切な権力行使をしてもらいたい」と訴えた。

 そして「都民、小池さんの会見の記者って、優しい。小池さんのこんなこと、もし大阪でやったらえらいことになりますよ。こんなリーダー置くとか、大変なことに」と、大阪ではあり得ないともコメント。

 リーダーが客を注意することはハードルが高いとされていることにも「都知事が命令を出すことはできる。マスク着用してない人は入店拒否しなさいよとか命令ができる」とも指摘し、その命令があれば事業者の「後ろ盾になる。それをまずやらないといけないのに、お店に負担かけてどうする」とも語った。

 さらにリーダーの登録が協力金支給の条件となっていることにも苦言。「(協力金)4万円は、(営業)時間を短くして申し訳ないとして渡すお金」とし「これやったらお金渡すよって、完全に都の方が勘違いしちゃってる。リーダーを置くのなら、さらに(協力金を)上乗せして、リーダーを置いて下さいって(言うべき)」と訴えた。

 そして「(協力金4万円は)店舗の時間が短いお詫び金。その感覚がない。これは小池さんだけじゃなく、政府もそういう感覚」とも語っていた。

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