吉村知事 宣言解除後も府民にマスク会食徹底求める 自ら模範示す「0点のまま放置するのは…」

 大阪府の吉村洋文知事(45)は26日、府庁での囲み会見で、マスクを着用したまま会食する「マスク会食」の習慣化を、改めて府民に呼びかけることを明らかにした。

 緊急事態宣言が今月末に先行解除された場合、吉村知事は府内全域の飲食店に実施している時短要請を、大阪市内の酒類を提供する店に範囲を縮小して継続する考えだ。現在午後8時までの営業時間は、午後9時までに1時間緩和。「できれば2週間。効果を見極めるのに、さらに1週間」と、期間は3週間とする方針で、26日夜に開かれる府の対策本部会議で正式決定する。

 吉村知事は、大阪市外の飲食店については時短要請をしないものの「店には換気、感染対策を徹底してほしい。府民には4人以下の会食、マスク会食をお願いしたい」と話し、府民にマスクを着けながらの飲食を改めて呼びかける考えを示した。

 囲み会見では、マスクを着用したまま指でつまんで上げ下げし、自ら模範を示した。指がマスクに触れるものの「専門家のお墨付きをもらった。現実的なやり方で広めていかないといけない」と強調した。

 以前の定例会見でもマスク会食を呼びかけた吉村知事だが、府民に浸透していない現状は認めた。「100点じゃなきゃどうなの?0点のまま放置するのは、あるべき姿ではない。せめて60点はやっていく。どうしても、なんとかマスク会食をお願いしたい」と、習慣化に理解を求めた。

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