【The LDH Times】THE RAMPAGE・RIKU 届ける自分史上最高

 THE RAMPAGEのRIKU(26)は24日にリリースしたばかりの3rdアルバム「REBOOT」に、並々ならぬ自信をみなぎらせる。コロナ禍でストップしたエンターテインメントの“再起動”。昨年レコーディングしたからこそ込めた、強い思いがあった。ぼんやり立ち止まっていたわけではない。ボーカリストとしての進化を、胸を張ってファンに届ける。

  ◇  ◇

 -「REBOOT」の出来栄えは。

 「メンバー一同、最高傑作ができたと感じてます。コロナ禍で制作したとあって、曲には共通してエンターテインメントを見て聞いてくれる方への希望になりたいという、自分たちの気合、覚悟も込めていて。レコーディングしたのが2020年だったからこそ作れた楽曲が集まって、そういう思いも強いので、TOP OF RAMPAGEと言っても過言ではないです」

 -思い入れが強い曲は。

 「(吉野)北人、(川村)壱馬と、パフォーマーが踊る音を0から1にしていく作業をするのがボーカルなので、優劣はつけがたいのが正直なところです。面白いと思ったのは、『BOND OF TRUST』。歌詞は仲間の絆を歌って、同時にファンの皆さんとの結束力の強さを表現しています。ニュージャックスイングのサウンドにメッセージを組み込んだ楽曲になっていて。新しいジャンルを開拓できたんじゃないかなと感じました」

 -豪華盤の特典映像のためにライブを実施。珍しい試みですが。

 「ハコ(会場)をお借りして、本当にライブをしました。ファンの皆さんに僕らに歌って踊ってほしい曲を、募集させていただいて、一緒にライブを作ったと言って過言ではないです。ライブとして成立するバランスを考えて、普段のツアーを作る時のセットリスト会議の2倍の時間がかかりました。だからこそ、特別な唯一無二のパッケージができました」

 -3月からはEXILE TRIBEのドームツアー、RAMPAGEのホールツアーがスタート。いよいよファンとの再会となりますが。

 「ライブをやりたい欲が爆発し続けた1年間でしたので、いろいろルールにのっとった中ですが、直接お会いして歌と踊りを届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。久しぶりに見た僕が全然進化できてなかったら失礼。だからこそ、出口が見えない暗闇のトンネルを走ってる気持ちでも、とにかく準備は積んできた自負はあるので、僕史上最高のパフォーマンスを届けますと約束できると思っています」

 -トリプルボーカルの中で自身の役目は。

 「僕が勝手に思ってるのは、サッカーで言うところのゴールキーパー。パフォーマンスの土台を支える木鉢のような存在でありたい。僕らスリーボーカルの強みは、補い合いだと感じています。僕が2人の歌声の細かいところを世界一知っているし、2人が僕の歌声を世界一知ってくれてますし」

 -SNSで弾き語り動画を公開してるのは、どのような思いから。

 「ピアノは習っていたわけでなく、ここ数年、独学で始めました。あえて至らない点を見せつつも、どんどん進化していく姿を常に見せていたいというのがあって。遊び心で選曲したり、メッセージがストレートに伝わりやすい曲を選ぶようにしています。リクエストを呼びかけると、今話題の曲がたくさん来るので、そういうのにも自分なりに応えて」

 -ソロでの歌手活動については。

 「EXPGに特待生として通っていた時は、DOBERMAN INFINITYのKAZUKI君と歌っていて、お互いいつかはソロで歌えるようになろうと切磋琢磨(せっさたくま)していたので、ソロシンガーへのあこがれは強いです。ATSUSHIさんをはじめ、先輩方がそれぞれやられているのを見ているし、絶対に続いてやると思ってます。挑戦したい夢の世界です」

 -最近、ハマっていることは。

 「去年の自粛期間を機に、料理をするようになりました。おこがましいですが、自分の作ったカレー、めちゃくちゃおいしいんですよ。僕、やったらできる子だと感じました。料理を友達に振る舞う機会もありまして、自分が食材をそろえて作った物を、人がおいしいとばくばく食べてるのを見るのは、幸せだなって」

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