東京の病院にワクチン到着 医療従事者「待ち望んでいた」1170人分

 米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンが16日夜、先行接種1例目が予定されている東京都内の病院に到着した。1170人分で接種は17日から。病院長は「待ち望んでいた。大変ありがたい」と安どした。

 16日午後6時過ぎ、マスク姿の男性作業員3人が、白衣姿の病院職員の誘導で、トラックの荷台から、二つの段ボール箱に収められたワクチンを台車で運び込んだ。院内でワクチンを取り出すと、病院職員はマイナス78・9度に保持されていることを確認。その後、ワクチン保存用の超低温冷凍庫)に移すため運び出した。

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