辛坊治郎氏、森会長「男性、女性、両性」発言に「今回一番引っかかったところ」

 ジャーナリストの辛坊治郎氏が4日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」で、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が会見で「女性と男性しかいない。もちろん両性というのもありますけど」と発言したことに「今回一番ひっかかったところ」と語った。

 番組では、この日の午後2時から行われた森会長の会見を取り上げた。その中で辛坊氏は、「今回一番引っかかったところ。すでに世界的に話題になっているようですね」として森会長が「女性と男性しかいない。もちろん両性というのもありますけれど」と答えたことに言及。

 森会長は会見で、報道陣から「女性登用について基本的なお考えをおたずねしたい」と質問が飛んだ際、「女性と男性しかいない。もちろん両性というのもありますけれど」などと答えている。

 辛坊氏は「私もね、あのときの森さんの言い方が、とにかく女性と男性しかいないと言い切ったんですよ。(その後)多分空気を一瞬読んだのでしょうね、これ自体が失言と取られかねないと思った森さんは、そっから付け加えるべき言葉で『もちろん両性もいる』って言ったが、両性って何よ」と猛ツッコミ。

 辛坊氏は「ここを正確に言うのは難しい」「男性女性という分け方では性の問題は扱えない」ともコメントし、性的少数者の存在をないがしろにしていると取られかねない森会長の発言を問題視。「森さんって、一般の人が友達と飲み屋で飲んでる程度の話で周りのウケを狙う程度の話をしちゃうんだよね」と嘆いていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス