麻生太郎財務相の豪邸は本家2万坪、離れ2千坪…銀座通いの松本純議員

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言再発令中の深夜に東京・銀座のクラブに行った自民党の松本純国対委員長代理が自身のホームページに、2007年に麻生太郎財務相の自宅を訪れた際のリポートを掲載している。「本家だけで2万坪、離れが2千坪だとか」「廊下の全長は100メートルくらいあった」などと超豪邸ぶりに感嘆している。

 松本氏のリポートよると、07年1月8日に飯塚市で「麻生太郎新春の集い」が行われ、終了後に麻生邸を訪問した模様。松本氏は「北九州や飯塚市などに来る機会はそうはありません。この際、麻生さんに『うわさの自宅を見たい』とずうずうしく申し入れたら、簡単に『OK』」と記している。会場となったホテルを出ると、「数分で目の前に大きな病院が目に入ってきました。それが麻生さんが経営している『麻生飯塚病院』」だったという。

 同病院の前を過ぎ、小高い山が見えると麻生氏は「あの山が俺のうち」と述べたという。松本氏は「山際は頑丈そうな塀がぐるりと取り巻いています。いつまで行ってもその塀がなくなりません」と広さを表した。さらに松本氏は「その塀を時計と反対周りに120度くらい回り込むと、目の前には大きな門が現れました。聞くと、この本家だけで2万坪、離れが2千坪だとか」と記した。

 「大きな玄関」だったそうで、松本氏は「私もここから入っていいんでしょうか?」と尋ねたという。玄関を上がり、「家の方に襖を全部開くよう指示され」たところ、「そこに現れた廊下の全長は100メートルくらいあったのではないでしょうか。きっとここが例の『家の中で100メートル徒競走』の現場ですね」と写真も掲載している。

 麻生氏が自宅でリラックスしている写真もある。麻生氏は「東京大都会の雑踏を逃れ、2万坪の森と屋敷に囲まれた静かな空間を得て、この椅子に深々と体を預けていると、新たなアイディアが頭を駆け巡り、新たな活力が体中にみなぎってくるんだよ」と語ったという。

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