志らく、東京五輪は「やれるわけねえだろうと…」泣くのは「選手だけじゃない」
落語家の立川志らくが19日、TBS系「グッとラック!」で、今年開催予定の東京五輪・パラリンピックについて「個人の感情」と前置きした上で「私は前からやれるわけねえだろうと…」との思いを語った。
番組では東京五輪について、政治家、IOC関係者などがさまざまな意見を発信していることを採り上げた。
これに志らくは「本当は、テレビに携わる人間はオリンピック、やれるわけねえじゃねえかと言っちゃいけないらしいんだけど」と切り出し「でも、私は前からやれるわけねえだろうと。これは私の個人の感情。正直に申し上げる」と率直に語った。
もちろん、頑張っている選手を思い「やらせてあげたいというのはある」とも語ったが「泣くのはオリンピックの選手だけじゃない。甲子園球児だって泣いた、小学生だって三学期がなくなって泣いた、エンタメ業界だっていつだって出来ると言われたが、今しかできないものもある。そういう人も泣いた、本当に生活がかかっている人、みんな泣いている」と五輪を目指す人だけじゃなく、多くの人が泣いたと主張。「そんな中でオリンピックだけいいのか?っていうのは一つある」と語った。
そして「やるべきか、やらないべきか。コロナが終息しなければやるべきではないでしょうね」と述べ「緊急事態宣言で、3月4月あたりで感染者が減る。そこでなんとかゴーサインを出したいというのが国の腹づもりなんだろうけど、ゴーサイン出して無理矢理やって、感染広がったら誰が責任を取るの?となる」ともコメント。
「ワクチンが広がって、大丈夫となるまでは延期か、東京でできなくても、何年か後に世界中で出来るから、泣く選手もいっぱいいるけど、仕方がない」との考えを示していた。