加藤浩次が熱弁「午後8時以降の外出自粛」フリップ指し示し「これ間違い!」

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次が13日、MCを務める日本テレビ「スッキリ」に出演。コロナ禍における“午後8時以降だけではない”外出自粛の徹底を、声を大にして訴えた。

 番組では2度目の緊急事態宣言が発令された東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の知事が12日に首相官邸で、政府に対して外出自粛の徹底などを訴えたことを伝え、西村経済再生相が「誤解もあるんですけど、昼間も含めて外出自粛をお願いをしています。ランチは皆と一緒にご飯を食べてもいいということではありませんので…」と話したことを伝えた。

 1都3県に緊急事態宣言を発令した7日の菅首相の会見では「午後8時以降の不要不急の外出自粛」など4つの柱が示されたが、新型コロナ対策を進める政府分科会メンバーの小林慶一郎氏はスタジオで「メッセージの伝え方が非常にまずい状態になっている」と指摘。「政府の諮問委員会で確認したが、そもそも(午後)8時以降の外出じゃなくて、昼間も朝も外出は自粛して下さい、これは当然ですと。特に8時以降は徹底して下さいというのが、もともとのメッセージだったが、夜8時以降の外出自粛徹底というところだけが取り上げられて、8時まではいいという印象を作ってしまった。これは非常に問題だったと思います」と説明した。

 これには加藤も目を見開いた。「『飲食店の営業短縮午後8時まで』『午後8時以降不要不急の外出自粛』『テレワークで出勤者7割削減』『イベントの上限5000人』と。この4つをまず守るんだと皆さん捉えてたし、僕もそう捉えてた。ここは分科会と菅さんがおっしゃったことの齟齬(そご)があると見てよろしいですか」と小林氏に確認すると、小林氏は「強調するポイントが若干午後8時以降に偏っていたということかもしれません」と答えた。

 加藤は「ちょっとここ、誤解してる部分が多いかもしれないですね。1回目の緊急事態宣言とほぼ一緒なんだと!ここは間違ってる部分あったと思うなー」と噛みしめるように繰り返した。

 加藤に意見を求められた、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜も「今回、(午後)8時以降は外出自粛ですよって言われた時に、それまではいいんだなって結構思っちゃったと思うんで、ここで改めて1人で外食行くとか、家族でいつも暮らしている人と行くとかしないと抑えられないなという気がしますね」と深刻な表情で話した。

 加藤は「画面に今出てますけど、これ間違いだっていうことです」と、フリップの「午後8時以降不要不急の外出自粛」の部分に注意を促し「これ間違いで、常に不要不急の外出、1回目の緊急事態宣言と同じなんだと。じゃあ8時まで営業してるからご飯食べに行ってもいいんじゃないの、それは違うんだと。感染対策をしっかりやって、いろんな人と大人数でご飯行ったりするのはダメなんだよ、と。飲食というのは生きるために必要だから、必要な上で食べる分には行って下さいと言う考え方と。これは改めて我々も考えた方がいい」と熱弁した。

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