玉置浩二、24年ぶり紅白出場 「田園」でエールを届ける

 シンガー・ソングライターの玉置浩二が大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」に出場することが30日、分かった。同局が発表した。

 玉置が紅白に出場するのは1996年以来24年ぶり2度目。安全地帯としての出場も含めると、3度目となる。

 今回は「今こそ歌おう みんなでエール 特別企画」で出場し、オーケストラとの共演で96年と同じ「田園」を歌唱する。コロナ禍が拡大する中、「生きていくんだ、それでいいんだ」というフレーズが心に残る代表曲の1つで日本中の視聴者に元気を届ける。

 番組の加藤制作統括は「コロナ禍で沈んでいる今、歌でエールを届けて頂けるアーティストさんを探してきた中で、『田園』という曲が日本中の視聴者に届いたらどんなに素晴らしいシーンになるだろうと思い、出演交渉を続けてきました」と起用理由を話した。これで紅組は21組、白組は20組、特別企画5組の計46組の出場が発表された。さらなるサプライズ出場の可能性について、加藤制作統括は「サプライズをしゃべってしまうとサプライズにならない。放送をぜひご覧下さい」と含みを持たせた。

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