ＮＨＫ　Ｅテレ「おかあさんといっしょ」で「１１代目うたのおにいさん」を務めた横山だいすけが２９日、公式ブログで、２１日に４３歳の若さで脳内出血のため死去していたことが２８日に分かった「１０代目うたのおにいさん」の今井ゆうぞうさんを追悼した。

　横山は「１０代目うたのおにいさん　ゆうぞうお兄さん」と題した投稿で「うたのおにいさんの先輩である、ゆうぞうお兄さんこと今井ゆうぞうさんが亡くなられました」と今井さんの死を知らせ、「ニュースを聞いた時、全く理解ができなかった。何か文字を打とうと思っても、なかなか進まない。文字より先に思い出が溢れてきちゃって　どうしようもない」と、受けた衝撃の大きさを明かした。

　２００８年に今井さんから「うたのおにいさん」のバトンを受けた横山は「沢山可愛がってくれたゆうぞうさん。うたのおにいさんのバトンタッチの時に、記者会見後ご飯に行って励ましてくれたこと。おかあさんといっしょ５０周年の時に、僕らが２年目でプレッシャーに押しつぶされそうになった時、優しく『だいすけらしく』としょうこさんと２人でずっとだいたくコンビを見守って支えてくれたこと。ご飯に連れて行ってもらった時、沢山人生の話をしてくれたこと。いつもメールに綺麗な景色と温かいメッセージを添えて送ってくれたこと。いつかうたのおにいさんみんなで集まろうと話してたこと」と、今井さんの人柄を回想。

　「もう会えないって思うとまだ色んなこと恩返しできてないのにって悔やんでしまう」と吐露し、「きっとゆうぞうさんの現役の時のチームや、その時代おかいつを観ていた人たちはもっともっと辛いと思う」と関係者やファンを思いやった。

　最後は「少しずつ時間が悲しさを変えてくれますように」、「ゆうぞうさんのご冥福を心よりお祈りしております」と願っている。