声優・日笠陽子 押井守監督に「天才の頭の中ってこうなってるんだ」
新作シリーズアニメーション「ぶらどらぶ」完成披露試写会が28日、都内で行われ、声優の佐倉綾音(26)と日笠陽子(35)が登壇した。
献血オタクの女子高生の絆播貢(佐倉)が美少女吸血鬼に血液を与えるため、学内に献血部を設立し、展開されていく学園コメディー。
スピーディーなテンポで会話が展開されていくアフレコ収録は、早朝に行われたといい、佐倉は「朝から貢のテンションをつくるのは大変だったけど、自然にセリフが出てきた」と話した。風紀に厳しく、みんなを注意する立場の女子高生・墨田仁子を演じる日笠は「朝から血管ぶち切れそうになりました(笑い)」と笑顔で振り返った。
佐倉は、音響監督から「おまえ変態やりたいだろ?」と役のオファーを受けたといい、「仕事欲しいんで、“やりたいです”と言いました」と役を引き受けたことを明かした。
総監督を務める押井守(69)が、約40年ぶりに制作したシリーズアニメーション。日笠は「天才の頭の中ってこうなってるんだ。(押井さんに)好きなことをさせたら、こんななるんやって思いました。学園の中では収まらない、宇宙みたいな作品になっている。ものすごく濃い世界観」と舌を巻いていた。
イベントでは、日本国内での配信開始日が21年2月14日であることも発表された。