石原さとみ「この作品のおかげで今の自分がいる」 なかにしさん原作で朝ドラ主演
女優の石原さとみが25日、所属事務所を通じ、亡くなったなかにし礼さんへの追悼の言葉を発表した。石原は、なかにしさんが原作を書いた朝ドラ「てるてる家族」でヒロインを務めた。
石原はこの「てるてる家族」が連ドラ初主演。「撮影当時、お逢いした際には『関西弁上手だね』と激励してくださり、何もわからない新人の私の努力や不安を察して下さいました」と感謝。「ダンディなおじさまに緊張もしましたが、とにかく優しく笑って見守ってくださっていました」と振り返った。
それから15年以上が経過するも「応援してくださる年上の方は、かなりの確率で『冬ちゃん、おーきなったなぁー」と声をかけてくださいます。この作品のおかげで、なかにし礼さんのおかげで、今の自分がいます」と感謝した。
「心からの感謝と御礼とともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます」と偲ぶと、最期に「てるてる家族」の印象的なワンシーンを紹介。「亡くなったお婆ちゃんが幽霊として出てきて、すき焼きを食べます。願望が重なり、忘れられないシーンです」ともつづっていた。