「Ｍ－１グランプリ２０２０」決勝でのネタが「漫才か、漫才じゃないか」と論争を巻き起こしているお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが２４日、自身のツイッターを更新し、「ＮＯＴ．Ｍ－１グランプリ」に意欲を見せた。

　テレビ東京制作局クリエイティブビジネス部の板川侑右氏が「『これは漫才じゃない』って言われたネタもしくは言われそうなネタだけを集めてただワイワイやるネタの祭典『ＮＯＴ．Ｍ－１グランプリ』どうですかね。」と呼びかけ、野田も「全く同じ事を企画しようとしてました」と反応した。野田は板川氏が演出・プロデュースを手がける同局のゲーム番組「勇者ああああ」の常連。勝手知ったる相手からの誘いにノリノリだった。

　さらにその後、板川氏は「チャンピオン考案企画なら何かしらで形になる気がします」と、野田の「Ｍ－１王者」という肩書も役立つと進言した。野田は「参加の条件は漫才である事　審査基準は漫才ではない事　でお願いします！」と提示。盛り上がる論争をネタにちゃっかりと笑いを取る算段を立てていた。