扇治郎、10カ月ぶり舞台「ツバを飛ばすんで要注意」「久本雅美さんに移したら大変」
松竹新喜劇の藤山扇治郎(33)が10日、大阪市内で行われた京都・南座「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」(1月1日初日)の会見に出席。10カ月ぶりとなる舞台出演をPRした。
コロナ禍で舞台から遠のいていた扇治郎は、妻で元宝塚歌劇団星組トップスターの北翔海莉が9月に第1子となる長男を出産しており、掃除や洗濯など家事を手伝っていたという。「(子供と)一緒にいられたのは良かった。嫁さんが5月までつわりが強くて。3、4月はイチゴが食べたいと言われて買いに行ったり」と振り返った。
パパになった感想を聞かれると、「不思議。自分の子供なんだって。(自分も)1歳のことまで覚えてない。こうして親に育ててもらったんだなと感じる。今までうれしいこと、楽しいことはいっぱいあったけど、違った喜びを経験できた。最初、(姿を)見たときはビックリ。おなかの中から出てきたんだって」と素直に口にした。
コロナ対策を十分に取って開催される正月公演。扇治郎は「立ち話とかでもようツバを飛ばすんで、飛沫感染に要注意」と自身に言い聞かせた。さらに、「(共演の)久本(雅美)さんに移したりしたら大変なこと」と警戒していた。扇治郎、同席した渋谷天外(66)はこの日、PCR検査を受けたことを公表。結果は11日に出るとした。
ひと足早い“書き初め”では文字ではなく「○(まる)」を描いた扇治郎。来年へ向けて「(直接)手と手は握れないけど、心の手と手を握っていただいて、丸く収まっていい世の中になればいいなと」と思いを明かした。