キートン山田、「ちびまる子ちゃん」卒業 放送開始時から31年間ナレーション

 声優のキートン山田(75)が、ナレーションを担当するフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜、後6・00)を来年3月末で卒業することが4日、分かった。

 1990年の「ちびまる子-」放送開始時から30年以上にわたり、ナレーションを務めてきた。「後半へつづく」や「もっともな意見である」など多くの名フレーズと、クールな口調の中にも温かみのある雰囲気の声で作品を彩ってきた。

 卒業は自らの申し出によるもの。キートンは「…スタッフの皆さん…キャストの皆さん…そして『ちびまる子ちゃん』ファンの皆さん、ありがとうございました!!番組はまだまだ“後半へつづく”のである」と感謝を表した。番組制作チームは「約31年間…時に鋭く、そして優しく、ずっとまる子たちを見守ってくれたキートン山田さん。感謝の言葉しかありません」とコメントした。

 出演は来年3月28日の放送回が最後となる予定。後任は今後オーディションなどで決定する。

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