松本幸四郎 親子孫三代そろい踏み「染五郎は稽古をうれしそうな顔でやっています」
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歌舞伎俳優の松本幸四郎(47)と市川猿之助(45)が29日、都内で歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」の取材会に登場した。幸四郎は「菅原伝授手習鑑 車引」で梅王丸を演じるが、父・松本白鸚(78)が松王丸、長男の市川染五郎(15)が桜丸を演じ、親子孫の三代がそろい踏みを果たす。幸四郎は「ありがたいこと。染五郎は稽古をうれしそうな顔でやっています」と報告した。
猿之助は、曽祖父・二代目猿之助(初代猿翁)の「猿翁十種」のひとつ「悪太郎」を演じる。「曽祖父にあてて書かれたもの。難しさがあるけど、自分のおかしさ、そっちの方へいくしかない」と話していた。