【山田美保子のミホコは見ていた!】5人揃ったセクゾに期待

 19日、「VS嵐」(フジテレビ系)で嵐の対戦相手となったのはSexy Zone。5人で協力しあったり、ワチャワチャしたりする様子は、改めてファンを“胸熱”にしたようだ。

 パニック障害のため2018年11月から活動休止していた松島聡が1年9カ月ぶりにテレビ出演を果たしたのは9月12日放送の「THE MUSIC DAY」(日本テレビ系)。10月29日には無観客ライブ「Sexy Zone POP×STEP!? TOUR2020」を配信し、実に2年6か月ぶりとなる5人そろってのステージを見せた。

 彼らとは、「超潜入!リアルスコープハイパー」(フジテレビ系)の構成者として仕事をしていたこともあり、私は特に思い入れが強い。もともと松島は明るくて少々“天然さん”な面を故・ジャニー喜多川さんに見初められた「ムードメーカー」であり、私のような放送作家から見たら、間違いなく「バラエティー担当」なのである。彼が帰って来てくれたことで、番組や、コンサートのMCにおけるメンバーの役割が元に戻れたような気がする。頑張り過ぎなくて済むようになったのである。

 そうした変化や、グループを守ってきた4人がいかなる想いでいたのかがわかるシリーズがスタートした。「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(フジテレビ)だ。ジャニーズの先輩、風間俊介がナレーターを務める、文字通り、正真正銘のドキュメンタリー番組。Sexy Zoneに順番が回ってきたのは今年初めのことで、取材班は約8か月にわたって彼らの活動に密着してきた。当然、取材開始時、松島の復帰は見えてはいなかった。さらに、カメラが回り始めたときは「新型コロナウイルス」に関する知識を専門家でさえ多くは持ち得なかった頃。彼らは今年のツアーを成功させるべく、時にはぶつかり合いながらも準備に準備を重ねてきたのに、他のアーティスト同様、「中止」に。振替公演も叶わなかった。

 カメラは、経験したことのない葛藤や不安に圧し潰されそうになりながらも、前に進もうとする4人の揺れる心にも密着し続けた。もちろん、松島復帰の場でもカメラは回っていて、5人で「RUN」を歌えたときの彼らの喜びが絶大なるパワーとなる瞬間もわかる。セクゾの「RIDE ON TIME」、必見だ。

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