青木理氏 杉田和博内閣官房副長官について…警備公安警察出身、思想警察のような…

 元共同通信記者の青木理氏が8日、TBS系「サンデー・モーニング」に出演し、菅政権を支える杉田和博内閣官房副長官について「警備公安警察の出身」「ある種、思想警察のようなところ」などと解説した。

 番組では、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題について話し合い、青木氏は「一般的な人事と考えると『人事のことは説明しない』というと納得しそうなんですけど、任命権という政治権力を使ってある人達に不利益を課したわけです。これは説明しないと将来に大きな問題を残す」と指摘。

 続けて杉田氏に触れ、「杉田さんはもともと警備公安警察の出身で警察官僚なんです。警備公安警察ってのは政治的思想が背景の事件とか情報を収集するある種、思想警察のようなところがある」と解説した。

 その上で青木氏は「その方がこの6人を排除するということを主導したんだとすると、なんて言うのか…思想によるパージ。ある種の思想によって特定の人をパージしたことが疑われるんです。少なくとも僕らはそうみる。そうだったらそうだと説明していただかないと困るし、そうじゃないなら明確にしてもらわないと、色んな問題で政権ももたないけれど、この社会、日本政治に大きな禍根を残すと思います」と懸念を示した。

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