小沢一郎氏 菅首相に「十分な説明なければ名誉毀損」、学術会議に「既得権益」発言

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が5日までのツイートで、菅義偉首相が2日の予算委員会で日本学術会議に対し「既得権益」との言葉を用いたことに触れ、十分な説明しなければ学術会議の「名誉を毀損することになる」と問題視した。

 小沢氏は「学術会議が既得権益とまで言い切った。ここまで言い切るならば、どんなところが既得権益なのか、会員が利権からどのような利得を得ているのか総理がきちんと説明しなければ、学術会議の名誉を毀損することになる」と指摘。「既得権益とはお友達を優遇する政権の体質そのものではないか」と投稿した。

 小沢氏は、2日の衆院予算委員会で菅首相が日本学術会議の任命拒否問題に関連し、任命の仕組みが「閉鎖的で既得権益のようになっている」と答弁した報道を引用した。

 小沢氏はまた別のツイートで「予算委員会の与党の質問。お追従と賛辞ばかり。本当に悲しくなるレベルである。他国の議会に比べても、少し異常。与党でも、いや与党であればこそ、むしろ間違っていることは間違っているとただすべきであり、それこそ民主主義。この国の議会制民主主義の成熟への道は、まだ遠い。国民皆が考える必要」と国民に熟考を求めた。

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