前川喜平氏 「責任追及の標的は菅首相ひとり」
前川喜平元文部科学事務次官が13日、ツイッターに新規投稿。日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題についての考えを示した。
前川氏は「途中経過はどうであれ、学術会議が推薦した6人を任命しなかった責任は、ひとえに菅首相にある。責任追及の標的は菅首相ひとりだ」と投稿した。
また、別の投稿で前川氏は、河野太郎行革担当相が学術会議をの年間予算約10億円について「適切かどうかを注意深く見る」などと述べたことに、「年間10億円の学術会議を行革の対象にするのは勝手だが、優先順位は極めて低いはずだ。アベノマスク500億円の検証が先だ」と批判が列島中にうずまいたアベノマスクこそ、その後の検証が必要であると投稿した。