女優の竹内結子さんが死去したことが２７日、分かった。４０歳。自殺とみられている。所属事務所は公式ホームページで「本日９月２７日、弊社所属の竹内結子が、自宅で亡くなりました。」と報告した。「詳しい状況は現在確認中です」としている。

　竹内さんが大物詐欺師・スタア役で出演している映画「コンフィデンスマンＪＰ－プリンセス編－」（公開中）と前作「－ロマンス編－」（１９年）で共演した俳優・小手伸也は２７日に自身のツイッターを更新。「だめだ、言葉が見つからない」と動揺している心境をそのままつづった。

　思いもよらぬ訃報に小手は「みんなにＬＩＮＥしたらいいのかな？僕から？誰のために？心配するふりをして落ち着きたいのは自分だろ」と自問自答。「悲しい、でももっと悲しんでる人がいる、僕は何も知らなかった、気付ける距離にもいなかった、僕は他人だ、すみません今自分のためだけに書いてます、少し落ち着きたい」と生々しくコメントした。

　さらに、少し時間を空けてツイート。やや冷静さを取り戻したのか「作品や共演者と絡めて感傷に浸ったり、憶測や職業柄で原因を判断したり、そういうのは、本当にやめましょうね。」と呼びかけた。続けて「僕はご飯を食べます。仕事があります。気持ちが落ち着いたら、僕の死生観の話をさせてください。自分の心の健康のためです。」と生きていることをいとおしむかのようにつづった。

　小手は「コンフィデンスマンＪＰ」シリーズで、主人公ダー子（長澤まさみ）に協力する五十嵐を演じている。竹内さん演じるスタアは、ダー子があこがれる詐欺師として、劇場版から登場した。

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